先日、とある40代の人とこれからの仕事について話しました。独立前提の起業プランについて話を聞かせてもらっていたのですが、なかなかの企業につとめていることもあったので、難しい選択だなぁと人ごとながら悩んでしまいました。^^;
せっかくなので自分がもしその立場だったらどうするか？について少々考察させていただこうと思いました。
コロナ禍で分かった「自分で考えることを停止してしまった日本人」
かくいう私は大学も行ったし、そんな大学も中退したし、サラリーマンもやったし、転職もした。そして独立して企業もしたし、会社を潰したりもした（笑）。そしてまた新たにカフェを始め、そこから今までの仕事のやり方も全部やり直そうと暮らしも含めてライフシフト・ワークシフトを始めた50歳です。
自分の性格はそんなにやんちゃだと思ってないのですが、人生を振り返るとまぁまぁやんちゃな人生だったなぁと。笑
そんな自分から見た最近のコロナショックの日本は、少々集団ヒステリーが過ぎている感じで、もう少し冷静に現状を分析した方がいいんじゃないかと思います。常に目の前に選択があった自分は、その都度未来を含めて考えることをしてた気がします。そんな自分から見ると、どうしてもっと自分でしっかりと考えないのかな？と。。。マスコミや行政などの一部の情報を信じて思考停止になってる人がとても多いように感じてしまいます。
40代のアナタは会社を続けるべき？それともやめて起業すべき？
そんな中でも少し考えることを忘れていない人たちも多くいると思います。特にこのコロナ禍の激動の2020年以降のこれからは、会社も含めてどうしたらいいのか？と悩んでいる、特に30代後半くらいから40代の方は多いように感じます。
一部では副業や起業を勧める風潮もでてきて、また早期退職などの機会も増えてきたりと、選択を迫られている40代の人たちの悩みの声をちらほら聞く機会も増えてきました。
なんやかんやと経験をしてきてしまった（？）私ですが、今そういう立場にいたらどんな選択をするのだろうか？
もちろんこれが正解！なんていう選択肢はあるはずもないですが、自分自身で答えを導いていけるような大人にはなるべきなのかなぁと思います。思考停止にならず、まずは自分自身でしっかりと考えること。続けるべきかやめるべきかはそれから。。。
続けた時の未来と、やめた時の未来。ネガティブとポジティブを両方考えてみる。
私はいろんな選択をしてきて、その都度こんな未来が待っているかとは思わなかったでした。こんなことを言うと未来を考えたって意味がないと思うかもしれませんが、こんな人生でも自分が想像した未来のネガティブとポジティブの間で動いてたりするんです。要は対処さえできればいいんじゃないかと！
2020年、コロナの未来を予測した人は全世界に一人もいなかったと思います。それでも世界は終わっていません。リモートだ、休業だ、通販だ、デリバリーだと、なぜか株価は高騰するし儲かるところは儲かっているというこの現実。おそらく強いところは自分自身である程度コントロールができた企業や個人。どんなネガティブな状況に陥っても自分自身を失わず舵を切ることができれば、それこそが最大の強みになるんじゃないかと思います。
会社を続けた時の未来の中のネガティブとポジティブ、そして会社を辞めた時の未来のネガティブとポジティブ。アナタはどちらの中でしっかり舵を切ることができますか？
マーケティングデータを見ることも大事ですが、自分自身を過大評価しないことも重要。
時代を先読みし勝ち筋を見つけようとする戦略的なマーケティングですが、全ての人に当てはまるわけではありません。むしろマーケティングデータを鵜呑みにして進めてしまう人のほとんどが失敗をしています。いや、失敗はどんな人にもあって、その失敗を活かせないのがマーケティングデータに頼り過ぎて、自分自身で自分をコントロールできない人たちです。
賢い人たちがマーケットデータを使いながらアナタを誘ってくるでしょう。ただ、それは彼らにとってはリスクが少なくアナタにとってはリスクが大きいものだと理解した方がいいと思います。マーケットデータを最大限に使いこなせるアナタの営業力や、持続力、そして体力はありますか？自分自身に向き合うきっかけとして40代のアナタはこの機会を大切にした方がいいと思います。会社を続けることや起業することがメインではなく、アナタの人生をアナタ自身で決めることができるようになれるか？そうでないか？という選択肢になっていることを改めて気づいてもらいたいと思います。
それでも起業をすすめたい理由。
長々と前振りをしてきましたが、結論から言うと私は起業をすすめたい。あくまでも前段をふまえた上ですが。。。
それはどうしてか？というと、そもそも企業に勤めていようないまいが、アナタが誰かにいつも守られているという訳ではないから。企業に勤めているから、安心で未来が約束されている訳でもなく、企業にとってはアナタは役割のひとつであり、その必要性がなくなれば今いるその場所も安泰という訳ではないから。起業しようがしまいが、アナタはアナタで自分自身を守らなければならないことを知ってください。思考停止にならないで！
高度経済成長の時代、終身雇用が約束されていて、会社のことや政府のことなどお上が言ってることを信じていれば安定したハッピーな人生が待っていた、、、そんな時代もありました。ただ、それも幻想のようなもので、いつの時代も利用するものとされるものがいて、考えることをやめさせようとする世界があることを忘れてはいけません。
コロナでも同じようなことがマスコミを通じて発信されています。彼らにコントロールされないで冷静に分析して、今の日本の状況を把握しましょう！それができれば起業することだってなんら恐るに足らず！こんな時だから冷静に分析したら、僕だったら起業を選択するだろうと思います。
起業をするべきタイミングをじっくり待とう。
こんな時期だからこそ起業をしよう！とすすめてはいるのですが、そこは今すぐとかそういう訳ではなくて、起業を選択肢として入れてみましょうよって話で、冷静に分析できればこういうタイミングこそしっかり考えることを怠らなければ他者と差がつくタイミングというわけで。。。あー、日本人はこんなに自分自身で選択ができずらいことになってるんだとコロナ禍で分かったからこそ、まずはしっかり考えてみましょうよというお話。
起業のタイミングが近いところにあるはずだと思いますが、石の上にも三年。今度はそのタイミングは自分自身で決めるだけでななく、運という訳ではないですが何かの機会をじっくりと待ってみることも大事かも知れません。アナタがやるべきタイミングは社会にとって必要とされていた方がきっといいタイミングだと思います。しっかり考えて準備を怠らなずに生きていればチャンスは周りからきっと訪れるはずです。
自分だけのエゴにならず、社会からの声もちゃんと聞きましょう！そして、それは今いるアナタの企業からの声からかも知れません。起業を考えることで、企業の大変さもきっと分かるはずです。周りをしっかり冷静に見れることこそ、僕が起業をすすめたい最大の理由なのです。企業も起業もおんなじ。40代のアナタができる最大の貢献をまずはしっかり考えてみようではありませんか！
