2/20(土)・21(日)『新生活応援まつり』 イベントレポート!

去る2/20(土)・21(日)に島田市内で「新生活応援まつり」が開催されました。

しまだしごと手帖のメンバーが中心となって行った今回のイベント。開催店舗は地図の通り、島田市内の広域に渡りました。

二日とも風が強いながらもとても天気がよく、日中は春のようなポカポカ陽気となりました。まさにイベント日和。各店舗・各事業所ではそれぞれのオリジナル企画で盛り上がりました。

すべてには訪問できませんでしたが、6店舗・事業所のイベントの様子を写真でレポートします!

目次

島田『新生活応援まつり』イベント開催レポート

川根ガス株式会社〈川根ガス本社 島田市川根町家山662-10〉

最初に伺ったのが、家山の川根ガスさん。
今回はオーナーさんの趣味でもあるアウトドアをテーマに、敷地内にはテントも張られていました。

クオリティの高いチョークアートのウェルカムボードがおしゃれです。

家庭で便利に使えるガス機器はもちろん、デザイン性・機能性ともによいアウトドアグッズが豊富に並びます。スタッフや地元の仲間たちが集まって和気あいあい、アットホームで賑やかな会場です。デイキャンプを楽しみながら。

イカゲソの串焼きブースも登場。春の日差しの中、すっかりお祭りムード。辺りにいい香りが漂います。

午前中のまだ準備中のお忙しいところをお邪魔しましたが、今回のイベント開催となった商工会の仲間たちについて「業種を超えた交流があって刺激的。話すたびに新しいアイデアが湧いてきていいですね」とお話しいただきました。

諸田電気商会〈島田市川根町家山64-2〉

今回、自店舗ではなく軽トラックで各会場を自ら移動して実演説明会をするというかたちを取った諸田電気商会さん。色々な場所でご案内することができました。こちらはスタジオユノートルを借りて説明会を開催した時の様子です。

地震や台風などの災害時に役に立つ発電機。簡易的な照明だけでなく、配電の工事をお願いすれば、非常用電源に切り替えて普段に近い状態で使用できるようになるのだそう。

カフェに居合わせたお客さんたちも興味津々。

普段当たり前に使っている電気だからこそ、平常時からきちんと考えておきたいもの。 そして、日頃気になってもなかなか電気のことを詳しく聞く機会って、なかなかありませんよね。そんな方も、遠慮せず気軽に相談してほしいそう。
特に今年は東日本大震災から10年の節目の年でもあります。改めて非常用のインフラについて検討しておきたいものです。

工房カワサキヤ〈島田市番生寺221-1〉

元々、オーナーのご実家のお茶工場だった木造の建物をリノベーションした工房カワサキヤさん。
工房が併設されたショップは、コロナ対策で人数制限をしているためとてもゆったり居心地の良い空間です。

ショップには靴を脱いで上がります。取り扱う家具や木の器やカトラリーなどは、靴を脱いた家の中で使うものなので、なるべく実際に使用するシーンに近い状態で見て欲しい、という気持ちからだそう。

お気に入りの手ぬぐいを飾るための『テヌレイト』。壁に画鋲を刺した後、マグネットで押さえるオリジナルの形状で布に穴を開けずに飾れます。

ポストカードなど紙のものを飾るための『ポスレイト』。

どちらも、カワサキヤさんが完全オリジナルで開発した商品です。デザインから商品制作、パッケージまでのすべてがオーナー自身の手によるもの。デザインを守ることも、作り手の仕事だと語ります。

ショップの奥に隣接している工房も見学させていただきました。深みのある梁と土壁が美しい味わい深い工房です。1本1本丁寧に削り出された『ポストレイト』も工房に整然と並んでいました。

「伝えることを大切にしている」と仰るオーナーさんは、お客さまとその暮らしに徹底的に寄り添っていました。来店されたお客さまにもひとつひとつの商品の物語をじっくりとお話していました。一度手にしたものは長く愛用してもらいたいと、木のカトラリーのお手入れワークショップなども不定期で開催しているそうです。

有限会社 村田石材工業〈島田市金谷泉町1230-14〉

石屋さんという業種のため、なかなか町の人々との日常的な接点は多くない。 けれども地域のためになにかできないかと考え、得意な石を使ったピザ釜を独自に開発した村田石材工業さん。釜のレンタルも考えていましたが、焼き方にコツがあるそうで、自ら色々なイベントに出張してピザを焼いているそうです。

オリジナルで作ったこだわりの石窯。大谷石と溶岩プレートでできています。大谷石は割れにくい素材なのだそう。

台と鉄の蓋は親戚の鉄工所で作ってもらった、こちらもオリジナル。通りに看板を掲げ、午前中からたくさんの来店客で賑わいました。

石屋さんに『石窯ピザ』の幟旗。インパクト大です。

一般の方は利用する機会はあまり多くない石屋さんという職種ですが、島田のこの地で事業を営んでいるということを大切にしています。「近所の方には親しみを持ってもらいたいし、必要な時に最初に思い出してもらえる存在になれたら」と仰っていました。

庭師伊右衛門-Niwashi iemon〈島田市湯日3631-1〉

事務所兼自宅の隣の古民家。こちらは庭師伊右衛門-Niwashi iemonのショールームや打ち合わせの場として使用目的で、現在絶賛リフォーム中。

過去の施工案件の紹介パネルの展示。様々な環境で植栽を楽しむイメージが具体的になります。
アートのような空間『自然体験-庭カフェ』。ここを庭好きな人が集まる場所にしたいそう。

剪定講座も開催。過去に庭木をお願いしたというお客さんがご家族で訪問。ご自分でも手入れをしたいと、とても熱心に話を聞いたり実践したりしていました。

剪定というと庭師のプロの技。素人は手を出してはいけないものかと思っていませんでしたか?もちろん闇雲に切ることはご法度ですが、キチンと剪定の考え方ノウハウなどを学べば庭木の手入れも可能とのこと。愛着も増しますね。

寝具インテリア こいずみ〈島田市金谷田町2066〉

すっかり日が暮れた時間になってしまいましたが、日曜の最後に伺ったのは寝具インテリア こいずみさん。

金谷の商店街で6代も続く老舗の寝具屋さんである、こいずみさんは、顧客の多くは昔からの馴染みがあるお客さまが中心です。

さすが寝具の専門店という品揃え。硬さが場所ごとに異なるため、身体の圧を分散させて睡眠の質を高められる高機能マットレスも、限定でクーポン使用可能に!冬でもヒヤっとせず温かく眠れる起毛した素材のシーツと、質の良い羽毛布団をセットにした今回の目玉商品としてご用意。こちらも特別価格でご提供しました。

協賛の「一言茶店」のお茶や干しいもの販売も。日中ご来店のお客さまにとても喜ばれました。

単価が高く頻繁に買い換えるものではない寝具。
近頃では量販店でも安価なものが増えていますが、長く使うものだからこそ、きちんと選んでほしい。人生100年時代、健康とは切っても切り離せない睡眠環境の大切さをこれからも伝えていきたい、と語っていました。

今回だけで終わらせず、継続していくことを視野に

今回初開催となった合同イベント。
コロナ禍でなかなか大々的に人を集めにくいという中で、それぞれの業種業態を活かしたイベントとなりました。業種によっては2日間の限定イベントでは成果を出しづらいところもあり、企画の内容や告知の仕方なども今後の課題に。

それぞれ単独の事業者でありながら、商工会という仲間たちと手を取り、意見を交換し、切磋琢磨できる環境にあるメンバーたち。今後もさらにパワーアップした展開に、期待できそうです!

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