若手茶農家集団MOJ運営のカフェ『MATCHA MORE』の動画撮影に密着!

高齢化や後継者不足による耕作放棄地は全国的に課題です。島田市鍋島地区にも、管理者のいなくなった茶畑がありました。地元の若い茶農家5名で、その茶畑を引き継ぐことから始まった「鍋島プロジェクト」。良質なオーガニック抹茶の生産から販売までを、サスティナブルなかたちで実践しています。

彼らは『Matcha Organic Japan(マッチャ オーガニック ジャパン)』という農業生産法人を2016年に立ち上げ、さらに2019年4月には一般の皆様にお茶を楽しんでいただく場として旧工場跡地にカフェ兼ラボ『MATCHA MORE』をオープン。

今回は、その『MATCHA MORE』での動画撮影の現場に密着しました。 わたくし撮影アシスタントの現場レポートにて、普段見られない『MATCHA MORE』の様子をお届けします。

お店になかなか来られないという方にも、お店の風景や彼らの様子を少しでも見て知っていただければと思います。完成した動画はYoutube『抹茶生活』のウェブサイトでご覧いただけます。(各メニュー名からもリンクをつけていますので、裏話と一緒にそちらからもどうぞ)

(この記事は、Matcha Organic Japanの提供でお届けする広告コンテンツです)

では、さっそく動画撮影開始!

平日の朝10時、動画撮影班『MATCHA MORE』に到着。 普段は週末の土日のみ11時〜16時で営業している店舗カウンターにて、カフェメニューを複数動画撮影していきますよ。

照明やカメラなど、たくさんの機材をセッティングしながら打ち合わせ。
機材が多くて雑然としていますので、普段のカフェの営業風景とはちょっと異なりますね。お点前風景など手元の撮影があるので、こんな大きなライトも持ち込んでいます。

お店には、抹茶茶碗もたくさん並んでいます。 洋風アレンジのドリンクだけでなく、王道の抹茶スタイルも肩肘張らずにカジュアルにいただけるのが『MATCHA MORE』のよいところ。

抹茶を淹れるお湯を沸かしている、鉄製の茶釜と柄杓。かっこいいです!

普段、茶道でも使われている道具なのでしょう、本格的なお茶席では多分ジロジロ見ることはできませんから、あれこれ道具について聞いてみるのもいいかもしれません。

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最初は、一番人気の Organic matcha late / 本気のオーガニック抹茶ラテ

抹茶ラテ用の抹茶も、1杯分ずつ茶筅で点てています。 ついつい見惚れる、その鮮やかな手捌き。カウンターに陣取ってぜひ目の前で見ていただきたい。

フォームミルクを注いで、抹茶ラテができました。

しっかりとした抹茶とミルクのなめらかさのバランスが最高です。 「うちのは、他の抹茶ラテより結構抹茶濃いめかもしれません」とのこと。 さすが、抹茶生産者、いい抹茶を贅沢に使ったドリンク。満足感が違います。

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続いて、こちらも人気の Strawberry cold matcha late / いちごのアイス抹茶ラテ

手作りのいちごピューレ・ミルク・抹茶のコラボレーションが目にも鮮やか。

常に3台のカメラが見守る中でも落ち着いている…
美しい三層のドリンクができました。

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続いて、Matcha lemon soda / 抹茶レモンソーダ

抹茶×ソーダの組み合わせ、新しい…! と思っていたら、今回はなんと、抹茶を茶筅で点てるのではなく、氷と抹茶と水を入れたカクテルを作るときのシェーカーで、シャカシャカと振っています。これまた新しい!

レモンソーダの上から抹茶を注いで、レモンを飾り付けてできあがり。 これまた2層になって、涼しげ。イエローとグリーンのコントラストが、夏の暑い日に似合いそうです。

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抹茶ドリンク、一体どれくらいのバリエーションがあるのだろう??と不思議になるくらい次々繰り出される、抹茶アレンジレシピの数々。 一見、淡々とドリンクを作っていく代表の田村さん。その静かな佇まいの内側から溢れ出る情熱は、抹茶に心奪われ、抹茶に人生をかけた男の気迫すら感じます(撮影アシスタント個人の感想です)。

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さて、ここからはいよいよ本格的な抹茶のお点前というものを見せていただくことに。

How to make matcha / 抹茶の作り方・点て方

まず、抹茶の元となる茶葉(碾茶といいます)を手回しの石臼でひいていきます。1秒間で1回転くらいのスピードで回すのですが、これがなかなか大変な作業。1時間まわしてやっと出来るのが40gほどなのだとか。

石臼で茶葉をひく様子をじっとみつめておりましたが、最初はなかなか出てこない!
低く小さく「ゴォゴォ…」と鳴る音も必聴です。なんだか心が落ち着きます。禅の境地です(本当か?)。
ぜひ動画で確認してみてください。

想像と全然違った風貌の碾茶

これが抹茶用の”碾茶”という茶葉です。みなさんが見慣れているいわゆる”煎茶”とは生産〜加工の工程が異なるため、茶葉の様子も違います。例えるなら、ちょっと青のりのような、平たくて薄くパリパリした感じの見た目をしています。

参考:普段急須で淹れる煎茶の茶葉はこんな様子ですよね
なんとも繊細な抹茶の粒子!!

さすがに普段は電動の石臼でひいていますが、イベントなどでこちらの手回し石臼が登場することもあるそう。

しばらく(10〜20分くらい?)回してもらって、ようやく少しずつ抹茶が現れました!
ありがたや、ありがたや。とってもきめ細かく、優しい緑色です。

このありがたい抹茶を点てていただきます。

ここからはスタッフのユウコさんも登場。
カメラを向けられて緊張の面持ちでしたが、凛としたお点前姿。おふたりとも、さすがです。

キリッとしていますが、素顔はとってもチャーミング

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続いて、Matcha chocolate fondue / 抹茶チョコレートフォンデュ の動画。

ここで演技指導が入りました。

注ぎ方の指南中「こっち側から、こうしたら?」「なるほど、わかった」
「なんでそうなるの??」「あれ?違った?」

掛け合い漫才のようなおふたりの会話に我々撮影班、笑わされっぱなし。
やいのやいの言いながら、和やかに撮影が続きました。

どんなシーンだったかはぜひ動画で確認してみてください!

MOJはさらなる新しいチャレンジをはじめました!

さて、そんなアットホームで抹茶愛溢れるMOJですが、『世界でもっとも愛されるMATCHA FARMERS!!』を合言葉に、メンバーが育ってきた地域の茶畑を100年後もずっと耕し続けるため、日々継続とチャレンジをしています。

昨年初めて開催したクラウドファンディングでは想像を超える多大な反響をうけ大成功を収めました(※現在は終了しています)。他にも、オンライン販売では国内だけにとどまらず、海外輸出も積極的に行うなど幅広く活動しています。

島田鍋島まではなかなか足を運べないという方や、全国からの期待や応援にもっと応えたい!ということで、新たに『茶園のオーナーシップ制度』というサブスクリプション事業を始めました。

オーナーシップ制度とは「 MOJのオーガニック茶園5㎡分を1日¥50(¥1500/月)でオーナーになれる制度」です。リターンとして春・夏・秋・冬の年4回、返礼品リストから選んだ商品が届くサービスです。

返礼品は、あらゆる角度で抹茶を楽しみつくせる道具やお茶のセット、また、静岡県島田市という温暖で豊かな土地で育った農家直送の旬の野菜や作物なども計画中。

クラウドファンディングで大人気の野点セット
アウトドアでもタウンユースでも使い勝手のいいオリジナルバッグ
MOJ自信の抹茶はECサイトで通販もしています

また、企業向けのサブスクリプションサービスも同時にスタート。 オフィスにお客様をお招きする際、美味しいお茶でおもてなしをしませんか?
飲食店やカフェへの抹茶の卸売も少量から受付しています。

企業向けのサブスクリプションサービスページはこちら

美味しいお茶をいただきながら、若手の茶業の未来を支える活動へ、ぜひみなさまのご参加お待ちしています!

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